令和6年9月26日、福井市議会において議員全員協議会が開催され、業務報告とともに重要な人事案件が討議された。
青木幹雄議会運営委員長は、9月24日に開催された議会運営委員会の協議結果を報告した。固定資産評価審査委員会の委員候補者と人権擁護委員の人選について議論され、いずれも承認される見通しであるとのことだ。
特に、固定資産評価審査委員会の委員再任については、増田健治氏が候補として挙げられた。西行市長は「人格、識見ともに適任」と評価し、議会に同意を求めた。
また、来年度の人権擁護委員候補者として、山本利幸氏と川上順子氏が推薦された。人権擁護の観点からも、議会の同意が重要であると強調された。
池上議長は、石川県能登地方での豪雨災害に言及し、出席者全員での黙祷を行った。さらに、福井市議会からは輪島市と珠洲市への義援金を贈る意向を示した。この件については詳細を後日報告するとのこと。
青木議会運営委員長は、最近の議会における市長の専決処分案件に異論が出たことに対し、議会の品位を損なうものであると警鐘を鳴らした。法令遵守を求め、「市民の代表者として襟を正すべき」と議員たちに訴えた。
本日の都合により、議会運営委員会での承認が得られた後、正式な手続きが進められる運びとなる。
現行の人事案件に関して、議長は議員全員の協力を呼びかけた。議論は円滑に進み、特に異論は見られなかった。これにより、議員全員協議会は無事に終了した。