令和3年11月29日、議員全員協議会が開催され、重要議題が議論された。
本会議に先立ち開催されたこの協議会では、議会運営委員会からの報告が行われた。池上優徳議会運営委員長は、12月定例会に上程される補正予算議案の協議内容を詳述した。この議案では、理事者からの説明を受けた後、協議を通じて理解を深めることが求められると述べている。
今回の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症への対応として、必要な予算措置を盛り込んでいる。東村市長は、12月補正予算案(その4)の概要について説明し、一般会計で計20億2,143万4,000円の追加が提案された。全会計での予算総額は2,281億9,581万8,000円に上る。
市長はさらに、補正予算の中で、感染症の影響を受けている子育て世帯に対する臨時特別給付金事業として企画した内容を説明した。そのため、国庫支出金の追加も含まれている。
議長である皆川氏は、報告内容に関連する質疑がないかを確認し、特段の意見が無いことから協議内容を了承し、協議会は閉会した。今後、補正予算案は本会議での議論を経て、正式に審議にかけられることとなる。