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福井市議会、9月補正予算案を承認予定

福井市議会で令和元年度の9月補正予算案が説明され、新たな観光誘客事業が計画されている。
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令和元年8月23日、福井市で議員全員協議会が開催された。

この協議会では、令和元年度の9月各会計補正予算に関する議題が取り上げられた。東村市長が補正予算案の概要について説明を行った。

特に、明智光秀への関心が高まっているという点が強調された。来年1月から放映予定のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に関連して、県内外の光秀ファンや歴史愛好家が明智神社の法要に訪れ、約100人が参列したとのこと。また、一乗谷朝倉氏遺跡では、様々なイベントが実施され、観光の盛り上がりを見せている。

市長は、このような観光誘客事業の展開を通じて、北陸新幹線福井開業に向けた魅力向上に努める考えを示した。補正予算案には、光秀公ゆかりの地の観光トイレと駐車場の整備に必要な資金が含まれている。具体的には、一般会計で9,027万8,000円、後期高齢者医療特別会計で124万8,000円の追加を計上し、補正後の予算総額は2,071億7,138万4,000円に達するという。

また、村田財政部長が補正予算案の具体的な内容について説明した。一般会計の歳出は、さまざまな分野にわたる支出項目が設定されており、防犯カメラ設置補助事業や休日急患センター整備事業などが新規事業として挙げられた。特に、光秀公ゆかりの地環境整備事業に関しては、トイレや駐車場の整備を行うことが述べられている。

さらに、観光誘客に向けた取り組みについても説明され、特に日本遺産に認定された一乗谷朝倉氏遺跡などへの情報発信が進められるとされた。その他、経済的支援を必要とする児童向けの就学援助についても言及があり、学校給食調理業務の民間委託についても説明される一幕があった。

堀川議長は最後に、協議会の終了を宣言し、午前10時11分に閉会した。議論された内容は、地域への影響が大きい補正予算案の承認へ向けて、重要な一歩となりそうだ。

議会開催日
議会名令和元年8月福井市議会議員全員協議会
議事録
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