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福井市、令和2年度9月補正予算案は総額2,515億円

福井市議会が令和2年度9月各会計補正予算案を審議。コロナ対策に10億円以上を充当し、地域経済支援を図る。
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令和2年8月24日、福井市議会において議員全員協議会が開催された。

議題として令和2年度9月各会計補正予算が取り上げられ、市長や財政部長から説明が行われた。新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続く中、補正予算案の内容には感染症対策や地域経済支援に向けた施策が盛り込まれている。

東村市長は、「感染者の増加は抑えられているが、さらなる対策が必要」と述べた。新型コロナウイルスが市民生活の中で身近に存在していることを考慮し、補正予算には、感染防止施策や地域経済支援のための予算措置が含まれているという。具体的な予算額は、一般会計が10億401万円を追加し、最終的な総額が1,459億3,583万2,000円となることが説明された。

村田財政部長は、今後の方針として感染症対策に関連する新規事業の立ち上げに触れた。たとえば、保育施設等感染症対策事業には5,500万円、休日急患センターにまで広がる感染症対策事業へも関連予算が提案されている。また、地域公共交通緊急支援事業には1億7,247万6,000円が計上されており、感染症の影響を大きく受けている地域鉄道やバスの運行事業者へ支援を行う。

一方で、今後も感染リスクに対する備えが求められている中、学校衛生環境改善事業には6,370万円が割り当てられ、とりわけ感染症対策に向けてのトイレ洋式化や手洗い場増設が進められる。さらに、文化芸術活動支援事業も500万円の計上があり、感染防止を踏まえた文化的活動が継続されるよう、支援が行われる計画が示された。

会議は見谷議長の進行により、順調に進められ、全ての議題についての説明が終了した後、協議会は閉会した。今後、福井市議会への予算案の提出が求められる。

議会開催日
議会名令和2年8月福井市議会議員全員協議会
議事録
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