令和元年5月28日、議員全員協議会が開催された。
会議は、広瀬議会事務局長からの謝辞で始まり、堀江座長が進行を担当した。議会の役職に関して、各派代表者会議の結果を奥島議員が報告し、本日の臨時会では市長提示の監査委員選任人事案件2件が追加されることが決定された。また、報告案件としては3件が審議され、特に注目されたのが監査委員の選任についてだ。
東村市長が提案したのは、伊藤洋一氏と水島秀晃氏の監査委員選任案である。市長は、両氏の市議会議員としての功績を強調した。伊藤氏は議会の要職を多く歴任し、水島氏も同様に要職を努めてきたことから、人格や識見にも優れた人材であると発言した。今後、この選任案は本会議で正式に上程され、採決を行う予定だ。
続いて、堀江座長は第1号報告から第3号報告までの専決処分について説明を求めた。市長が行った専決処分には、市税賦課徴収条例の改正案が含まれており、新たな法律に伴う税制改正が盛り込まれている。特に、国民健康保険税の課税限度額の引き上げと、軽減判定所得の基準の変更が取り上げられ、地域住民への影響が懸念されている。これらの内容は皆の理解を得た上で、議会で承認を求められる。
最終的に、議会役職の選任や監査委員の人事案件の承認が次の本会議で行われることが確認された。また、議員対象の研修会や事業概要説明会の開催日程も決まり、特に議員の参加が奨励された。これらは、議会の円滑な運営に向けた取り組みの一環として位置付けられている。
議員全員協議会は、様々な協議事項を取り扱いながら、円滑に運営されていくことになった。閉会は午後1時16分であった。