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福井市議会、女性活躍と育児休業取得促進を議論

福井市における女性の就業率や男性の育児休業取得促進に関する議論が行われました。市は多面的な取り組みを確認。
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令和5年9月13日、福井市議会の定例会が開催され、議事の主要な内容として一般質問が行われた。特に、女性活躍促進と男性の育休取得について多くの議論が交わされ、関係者からの応答が期待される。

公明党の津田かおり氏は、女性の就業率が過去最高を記録していることを背景に、本市における女性の就業率や育児をしながら働く人の割合を問うた。市からは、市内の女性就業率は58.5%、育児をしながら働く人の割合は88.6%と報告された。また、津田氏は育休取得に対する男性の意識の変化にも触れ、男性の育休取得率の向上を推進する必要性を訴えた。

続いて、市長の東村新一氏は、福井市の第6次男女共同参画基本計画について言及し、女性活躍を推進するための多面的な取り組みを進める方針を示した。また、商工労働部長の寺井道博氏は、男性の育児休業取得の周知について、具体的な施策を紹介し、この取り組みを継続していく意向を表明した。

議論はさらに深まり、津田氏は独り暮らし高齢者の終活支援についても言及した。高齢者世帯の増加が見込まれる中で、孤独死の問題も浮上し、本市での具体的な取り組みに関心が寄せられる。福祉部長の小寺正樹氏は、個別相談や終活支援の取り組みについて現在の状況を説明した。

また、子どもの声を生かす取組として、今後子どもや若者の意見を施策に反映させる方針が示され、行政としての期待が寄せられた。議会は、これまでの取り組みを基に、より一層の意見聴取や施策反映の体制を整えていくことを確認した。

他にも、福井県の農業や災害対策に対する質問があり、特に豪雨災害への対応について具体的な進捗状況が求められた。建設部長の佐野仁則氏は、江端川の改修事業の進捗状況を説明し、今後の見通しについても言及した。

議会開催日
議会名令和5年9月福井市議会定例会
議事録
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