令和6年3月19日に行われた議員全員協議会では、重要な議題が取り上げられた。
この協議会では、まず議会運営委員会の報告が行われた。22番の堀江廣海議会運営委員長は、3月15日の議会運営委員会で協議された競輪特別会計補正予算議案や人事案件について説明した。これらは本会議でも再度説明され、委員会付託を省略する形で直ちに採決されることが決定された。
福井市議会会議規則等の一部改正案も了承され、これにより改正された協議規則が市会に提出されることとなった。特に、今後の行政機構改革に対処するため、規則の見直しが重要視されている。また、補正予算案が迅速に進められるべきとの意見が示された。
本会議では、西行市長が表明した通り、3月補正予算案には競輪特別会計における車券売上の増加が見込まれており、22億3,205万2,000円の増額が予定されている。これに従い、補正後の予算総額は、一般会計が1,426億6,528万8,000円、特別会計が804億2,155万2,000円に達する見込みである。議員たちは速やかな対応を旨に協力を呼びかけた。
さらに、人事案件としては、固定資産評価審査委員会の委員に宮田貴代美氏が選任されることが提案され、議会の同意を求められた。宮田氏は税理士としての経歴を持ち、委員としての適任性が強調されている。議員たちは特に意見も挙がらず、了承される見込みだ。
最後に、全議題が無事に協議され、議員たちは今後の活動に向けて準備を整えることにした。これにより、議員全員協議会は午後1時08分に終了を迎えた。