令和元年5月28日、福井市議会臨時会が開催され、重要な議題が討議された。特に、議長および副議長の選挙が大きな焦点となった。臨時議長には堀江廣海議員が選任された後、堀川秀樹議員が議長に当選した。
議長に当選した堀川秀樹議員は「全力で議会運営に貢献してまいります」と述べ、支援を呼びかけた。さらに、副議長には池上優徳議員が選任され、自身の決意を表明した。
この議会は、各常任委員会や議会運営委員会の委員選任についても議題に上がった。すべての選任案が異議なしで承認され、議会の運営体制が確立された。
また、6つの選挙や選任に関する議題もあり、特に福井坂井地区広域市町村圏事務組合議会議員の選任では、寺島恭也議員らが指名されたことが注意を引いた。
さらには、専決処分の報告も行われた。市長の東村新一氏が提案した第1号から第3号までの報告は、いずれも市税賦課徴収条例の一部改正や補正予算に関するものであった。これに対し、市議会議員からは消費税増税に関する批判の声も上がった。
山田文葉議員は、消費税の逆進性を指摘し、住宅ローン控除制度の変更に反対の立場を表明した。彼は「消費税増税中止を求めるのが先」と強調し、議会における重要な意見表明となった。
本臨時会では、重要な議題が一通り決議され、合計で12件の議題がスムーズに進行した。議長および副議長の選任により、市議会の新たな運営が期待される。議員は市民の期待に応えるため、引き続き努力する必要がある。