令和4年3月23日、議員全員協議会が開催された。
この会議では、複数の重要な議題が扱われ、特に人権擁護委員候補者の推薦が注目された。
池上優徳議会運営委員長は、議会運営委員会の協議結果を報告し、次期人権擁護委員候補者として、田村洋子氏、池上敏和氏、麻生英右氏、坂元秀基氏の4名を再任候補として推薦する意向を示した。これに関し、東村市長は「人格、識見ともに人権擁護委員として適任」と述べ、議会の意見を求めた。
また、福井市社会福祉審議会民生委員審査専門分科会の議会選出委員については、現委員を引き続き推薦する確認がなされた。池上議会運営委員長は、議会役職の改選まで引き続き就任する旨を報告した。
さらに、福井市部設置条例の一部改正について、可決された場合には議会委員会条例の改正が必要となるため、すぐに採決を行うことが提案された。
ロシア連邦によるウクライナ侵略に抗議する決議案も取り上げられ、委員長が提出者と成り、採決が行われる予定であることが伝えられた。
経済企業委員会からは、シルバー人材センターに対する支援を求める意見書が採択されることが報告された。さらに、国民の祝日「海の日」を7月20日に固定化する意見書の提出に関する文書が議会に郵送されたことも報告された。
会議の最後には、全員集会が4月4日に開催される予定であることも発表され、幹部職員の紹介が行われることが確認された。
その結果、議員各位は報告事項に対し賛同し、特に疑義はなく会議は順調に終了した。
議会は重要な人事案件に加え、各種意見書の発表といった多岐にわたるテーマについて議論が行われ、円滑な運営が見られた。