2023年7月13日、福井市議会は令和5年6月定例会を開催し、重要な議題が議論された。
市長の東村新一氏は、大雨による影響について報告を行った。梅雨前線の影響で市内で降り続いた雨により、土砂災害警戒情報が発表され、37地区で避難指示が発令された。
床上浸水や床下浸水の被害もあり、交通や通学に支障をきたす事態となっている。
市は、一日も早い復旧を目指す方針を示した。
議事日程に入り、最初に会議録署名議員の指名が行われ、津田かおり氏と岩佐武彦氏が選任された。
続いて第36号議案から第51号議案まで一括審議され、委員会での審査結果が報告された。
特に、第36号議案の令和5年度一般会計補正予算については、様々な施策が含まれている。
総務委員会長の寺島恭也氏は、ホームページリニューアルの背景には、北陸新幹線の開業が控えていることを挙げた。過去10年ぶりの更新となり、観光 PR と移住・定住促進を重視していると強調した。
また、応急的な対応として、第49号議案の消防ポンプ自動車の取得や、各農業委員会の委員任命について計35名が提案された。
任命に対する賛同が得られ、全ての農業委員会委員が適任であるとの市長の提案が支持された。
議員の派遣についても経済的な要望活動を行うために決議され、2件の派遣が議決を得て進められることとなる。
最後に福井市議会は、6月26日の開会以来、全ての議案を慎重に審議した結果、各議案の可決を確認した。市長は今後も市民の生活を支え、効果的な施策に反映することを約束した。