令和5年8月28日に行われた議員全員協議会では、重要な議題がいくつか扱われた。
最初に、監査委員の選任についての説明が行われた。東村市長は、谷川秀男監査委員の任期満了に伴い、堀田宏憲氏の選任を提案した。堀田氏は税理士として豊富な経験を持ち、監査委員として適任であると強調した。
次に、令和5年度9月補正予算案についての議論がなされた。市長は、北陸新幹線の開業を控えた福建市の施策について説明した。今後の対応策として、原油価格や物価高騰対策に加え、新幹線開業に向けた各種施策が必要であるとした。補正予算の規模は、一般会計で約6億9千万円であり、具体的な施策も提示された。
補正予算には、物価高騰対策や新幹線開業に向けた事業が含まれている。加えて、結婚・出産・子育て支援についても新たな取り組みが挙げられた。新たに設けられる支援金が、特に若い世代にとっての結婚を促進するとのことだ。市は市政の課題に全力で取り組む姿勢を示している。
また、特別委員会の設置及び付託についての確認がなされ、予算特別委員会や決算特別委員会の委員名簿が了承された。各会派からの要望を受けて、今後の議論が進むことが期待されている。議長は、監査委員の選任案を9月初めの本会議に上程する意向を示し、議員へ協力をお願いした。