令和5年越前市議会定例会が9月4日、再開され、重要な議案について審議が行われた。
主要な議題には令和5年度越前市一般会計補正予算が含まれ、支援や改善が期待される。
一般会計補正予算第6号は、歳入歳出予算に153万7,000円を追加し、383億9,546万3,000円に引き上げる。
歳出項目としては住民交流イベントなどを支援する集落活性化支援事業にその額が計上されたと、奥山茂夫総合政策部長が提案理由を説明した。
また、議案第58号では、専決処分の承認が求められ、質疑も行われた。
参加議員からは、専決処分の必要性に対し異議はなく確認がなされた。
続いて、令和4年度の水道事業、工業用水道、下水道事業の決算認定が議題となった。
これらの議案に対し、予算や決算に伴う補助金や認定についても質疑が行われたが、討論に入ることなく次の議題へ進むことが決定された。
さらに、越前市は、空き家解体プロジェクトに対する議論も行った。
安立里美議員からは、空き家解体補助金の内訳について質問があり、具体的な実施状況が共有された。
特に、空き家について所有者が特定できないケースが多く、危険度を増していると指摘され、今後の対策が求められた。
最後に、越前市は新たな福祉支援プロジェクトとして、次世代育成支援制度の拡充や、保育士の確保についても議論した。
これにより、より利用しやすい地域社会の実現が期待されている。