令和元年6月越前市議会定例会が行われ、一般質問が行われたぺージである。
市議会では、市民ネットワークからの三田村輝士氏が万葉のまちづくりに関する質問を行った。万葉集は日本最古の歌集であり、全国各地に万葉ゆかりの地に注目が集まっている。三田村氏は、令和元年の取り組みの重要性を強調し、越前市として地域住民と連携した万葉文化の普及活動が求められていると訴えた。
次に、食育に関する質問では、若い世代の健康的な食生活についての調査が行われた。特に、朝食の重要性や家庭での教育の必要性が問題視され、教育委員会が具体的な取り組みについて説明された。食育基本法に基づいた取り組みが進められているが、さらに改善の余地があることが指摘された。
また、瓜生産業団地造成事業中止に関する質疑が行われた。市長と副市長が現場に一度も行かなかったことに対する議員からの批判があり、市民に対する説明責任が強調された。市長は、これまでの産業振興における成果を挙げ、失った信頼を回復するために取り組む意向を示したが、市民からの納得を得るための具体的な方策が求められている。
さらに、インバウンド事業に対しても議論が行われ、越前市が観光客を呼び込むために伝統工芸品を活かしたプロモーションや受け入れ環境の整備を進める方針が確認された。市民との協力を基にした地域づくりが重要であると強調され、各種事業が相互に連携して進められるべきとの意見が出された。