令和5年6月、宇和島市議会が定例会を開催した。
議事の中で、会期を21日間に決定し、重要な案件が次々と提示された。
特に、岡原文彰市長は物価高騰への対策として一般会計補正予算が必要であると強調した。
補正予算の概要は約3億700万円を見込んでおり、関連する取り組みについても説明があった。
議案や報告が複数上げられ、監査報告も提出された。
監査委員からは宇監報告第3号から第7号までが提出され、議場での審議が行われた。
また、令和4年度の各会計の繰越に関する報告も行われ、市民への transparent な情報提供が図られた。
岡原市長は、「さくらキャンパス」の譲渡交渉についても触れた。
長期にわたる交渉の結果、コロナの影響や市場状況を考慮し、交渉を終了したことを報告した。
さらに、学校法人創志学園との契約過程において、活用方法の検討が行われた経緯も詳述された。
各部長はそれぞれの部門に関する議案を提出し、特に産業経済部長の楠憲雄氏は宿泊施設の利用料金見直しについて言及した。
医療行政管理部長の片山治彦氏は、診療科目の変更及び病床削減の協議が予定されていることを説明した。
また、討議が行われた後、各議案は質疑を経て、今後の委員会へ付託される予定だ。
議会の進行はスムーズで、出席した議員たちも安定した姿勢で少なからず意見を述べていた。
今後、各議案に対する審議が進み、宇和島市のより良い未来に向けた方針が確立されることが期待される。