令和4年12月宇和島市議会定例会が開会した。
岡原市長は、アフターコロナを見据えた経済活動再開に向けた施策について報告した。全国旅行支援などにより多くのイベントが行われている一方、インフルエンザの流行や新型コロナウイルス感染症による影響も懸念され、基本的な感染対策を継続する必要性を強調した。市長は、ワクチン接種の重要性も訴えた。また、新庁舎整備に伴う工事の進捗状況についても述べ、年内に裏玄関の利用再開や全フロアの使用制限解除が予定されていることが報告された。
議席では、令和3年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定が中心に議論された。一般会計では、歳入総額547億3,368万円、歳出総額513億4,574万円であり、実質収支額は約23億5,261万円の黒字とされた。佐々木宣夫議員は、過年度分の財源が正しく計上されていなかった報告を行い、委員会での議論内容についても詳細に説明した。