令和4年3月22日、宇和島市議会の定例会が開催された。
この会議では、政務活動費の交付に関する条例改正など、数多くの議案が審議され、重要なポイントが明らかになった。
特に、令和4年度一般会計予算については、審議の中心となった。
「議案第30号」に関連し、各委員から具体的な内容について意見が交わされた。
総務環境委員長の三曳重郎氏は、「光ケーブル施設の更新が必要だ」とした上で、その必要性について説明を行った。
「更新に際しては、地域全体の交通効率が重要であり、公共交通機関の利用促進に向けて協議を進める」と強調した。
また、厚生委員長の武田元介氏は、成年後見制度の利用促進について触れ、「市民にとって分かりやすい制度の周知を行う必要がある」と述べ、制度の必要性を訴えた。
「令和4年度の予算には、ワクチン接種の推進事業が含まれており、小児接種が鍵となる」と指摘し、委員からの反応を引き出した。
山本定彦氏は、このワクチン接種予算に反対し、その理由を述べた。特に、ワクチン接種後の副反応の懸念や、接種の効果に疑問を呈した。
議会内でのディスカッションは活発で、各委員から意見が出され、様々な観点からの視点が求められた。また、消防団に関する議案についても言及され、報酬の見直しが必要であるとの意見が出た。
岡原市長も会議の最後にあたり、改めて市民に対し「しっかりとした議論が必要だ」と訴え、意見が行き交う重要性を強調した。
さらに、市長は、近年の震災やコロナの影響について言及し、安全な地域づくりへの取り組みを促した。議会全体では、様々な意見が交わされ、議決を経て多くの議案が承認された。