令和3年9月21日、宇和島市議会臨時会が開催され、新政体制が発足した。
本日の会議では、宇和島市議会議長に石崎大樹氏が選出された。議場にて投票が行われ、全24票中22票を獲得し、新議長に選ばれる。
続いて、宇和島市副議長には中平政志氏が選出され、こちらも選挙で賛成多数を得た。両者の就任挨拶では、議会運営の透明性と市民との連携強化が強調された。
また、常任委員会での委員選任も行われ、議会運営委員会の正副委員も決定。新たな体制によるスタートを切ったことに関し、議会の機能強化が期待される。
岡原文彰市長は、開会挨拶において、新型コロナウイルス感染症への対応と、その影響を受けた地域経済への支援について言及した。特に、えひめ版応援金の第2弾について詳細が説明された。
補正予算案が上程され、特に新型コロナウイルスによる厳しい状況にある中小企業への支援策が強調された。予算は1億5500万円であり、地域経済の活性化が目指されている。
一連の議事では、様々な人事案も提案され、再任される委員や新たに選任される委員の紹介があった。特に人権擁護委員に関して、過去の実績を踏まえた推薦が行われた。
最後に、岡原市長はワクチン接種の進捗状況を報告し、市民の積極的な接種を促しつつ、今後も新型コロナウイルス対策に全力で取り組む姿勢を示した。議会が新たなスタートを切ったことにより、より一層の市政の発展が期待されている。