令和5年2月6日、宇和島市議会で臨時会が開催された。
岡原文彰市長は、市民に対して新型コロナウイルス感染症に対する注意を促した。医療現場の状況は依然として厳しいとし、今後の動向を注視する必要があると強調した。
この臨時会では、吉田統合小学校の建設工事に関する議案が提案された。教育部長の片山治彦氏は、合計で約25億円の工事契約を締結したことを説明した。
具体的には、議案第1号から第3号までの工事は、一般競争入札により複数の企業が落札した。これにより、学習環境の改善が期待される。
また、議案第4号については、津島町クリーンセンター解体工事の契約金額を883万円減額することが提案された。それにより、契約金額は約1億8,814万9,000円となる見込みである。市民環境部長の古谷輝生氏がこの内容を報告した。
全ての議案は質疑もなく、スムーズに可決された。採決は起立方式で行われ、出席全員の賛成によって承認された。
岡原市長は議会閉会時、教育環境の充実を図る方針を示し、速やかな工事着手を決意した。他の議員からも賛同の意が表明され、円滑な進行が評価された。