令和元年第2回定例会が松山市役所で開催された。
この会議では、地方自治法第121条の規定に基づく重要な議題が審議されることとなった。特に、一般会計補正予算を含むさまざまな議案が提出された。
議長の清水宣郎氏は、会議の開会を宣言した。今年は、時代が平成から令和に切り替わり初の定例会である。野志克仁市長は、議員への感謝を述べ、市民目線を大切にする方針を強調した。
市長は、今議会に提出された案の中で、一般会計補正予算について詳細を説明した。補正予算は、子育て支援や災害復旧に関する重要施策を含む。特に、昨年の豪雨災害からの復旧に全力を挙げて取り組んでいることを述べ、約83億2,000万円が関連予算として組まれていることを報告した。
また、高浜地区自主防災連合会が受賞したことを例に挙げ、地域防災力の強化を図る意向を示した。市長は、土砂災害ハザードマップの作成やヘリポートの整備など、具体的な施策を紹介した。
加えて、市の観光業についても言及があり、過去最高の観光客数が記録されたことが報告された。道後温泉本館の保存修理工事が行われていることにも触れ、その重要性を説明した。
会議の終盤では、副市長の選任についても協議された。市長の提案により、梅岡伸一郎氏の副市長再任が決定された。梅岡氏は、今後の市政運営における市民の期待に応える所存であると述べた。議会は、協議事項を一通り終了し、次回の日程についても確認され、6月8日から12日までの休会が決定された。