令和4年6月21日、館山市において定例市議会が開催された。議題には、建築物の制限に関する条例の制定や補正予算が含まれる。市職員や議員が出席し、議事が進められた。
最初の議題は、館山市地区計画の条例に関するものである。今後の地域の発展に向けて重要な規制の制定が図られることが期待されている。議長の石井敬之氏が質疑を行う時間を設けたが、通告がないため質疑は行われなかった。
続いて、令和4年度の一般会計補正予算についても討議された。金丸謙一市長は、歳入歳出予算の2億8,692万5,000円の追加を提案した。これにより総額は230億5,921万円となる。特に、新型コロナウイルスへの対策費や物価高騰による対策費が重要な項目である。具体的には、コロナ禍の影響を受けた世帯に対する特別給付金や、医療サービス事業の支援が含まれることが強調された。
また、教育費に関しても予算の増額が示され、学校給食の安定化を図るため、給食材料費の追加が提案されている。議案の説明の後、議長は更なる質疑を求めたが、発言はなく質疑は終了となった。
最後に、請願が3件紹介され、これらも所管の常任委員会へ付託されることとなった。請願には、教育予算の拡充に関する意見書採択の要請や、地方ナンバー導入の議論が含まれていた。市議会はこの日の日程を終了し、次回の会議は6月28日に予定されている。今後の審査における委員会の議論が期待される。