令和６年６月市議会で、様々な重要議題について審議が行われている。特に学校給食費無償化に関連し、「義務教育は無償が原則であり、給食も教育の一環として無償であるべき」という意見が寄せられている。また、教育長は「館山市としては現在第３子以降の給食費無償化を実施している」とし、全ての無償化には難しさがあることも言及した。
マイナ保険証については、１２月からの移行が決定されており、国はシステム改修を進めている。市長は「移行についての要望を国に申し入れる方向性ではない」と述べ、この制度に対しては市民への影響を考慮して、慎重な対応を取るべきと強調した。
就労継続支援Ｂ型については、市では通所が原則でありながら、在宅利用を認める場合もある。支援が必要な方々に個別の状況に応じた支援を行うとの見解が示された。特に人間関係に困難を感じる利用者へのアプローチが求められる。
震災対策については、館山市内の公共施設における液状化リスクの高さが指摘された。市長は液状化対策として市役所本館では安定地盤まで基礎を打ち込んでいると述べたが、市民の安全を確保するためにさらなる対策が必要であるとの意見も出ていた。