令和5年9月1日、館山市議会の定例会が開かれ、市議員17名が出席した。
この会議では、複数の議案が審議され、重要な案件として令和5年度の補正予算案が取り上げられました。市長の森正一氏は予算の補正案の概要を説明しました。
主な内容として、議案第60号の一般会計補正予算では、歳入歳出それぞれ1億9,164万6,000円を追加し、総額257億9,915万3,000円を目指すことが示されました。特に、千葉県誕生150周年記念行事に関する支出や、子ども園の整備事業に大きな額が投入される見込みです。公私連携による幼保連携型認定こども園の設立が、地域の教育環境を改善するために進められていると強調されました。
さらに、議案第61号から第64号にかけて、国民健康保険および後期高齢者医療などの特別会計補正予算が提案されました。これにより、各種の住民サービスが支障なく提供されることを目的としています。特に、介護保険特別会計では、歳入歳出ともに3億7,571万8,000円を追加し、継続的な介護サービスの充実が期待されています。
また、認定第1号から第5号においては、前年度の歳入歳出決算が報告され、これらはすべて承認される見込みです。財政の健全化や公共サービスの持続的な運営が求められる中、額に対する透明性も重視されるとの見解が示されました。
最後に、館山中学校の体育館建設に関する議案66号が議題に挙がり、工期内に工事を進める必要があるとのことで、早急な契約が求められました。全議案は賛成多数で可決され、次の定例会は9月6日に予定されています。