令和6年3月の館山市定例会が開催された。
本会議では、17の議案が上程され、議案第10号から第26号までが一括して議題に挙げられた。これらの議案には、行政手続きに係る特定個人情報の利用に関する条例の改正や、公共施設の整備計画策定が含まれている。
森正一市長が議案第31号について、「育児休業中の会計年度任用職員にも勤勉手当を支給する」と説明した。この改正は、育児休業を取得する職員の支援を目的としており、関係者からは期待が寄せられる。各議案に対する質疑は通告が無く、質疑が無いまま進行された。
議案第32号に関して森市長は、「特殊勤務手当の支給対象に災害応急作業を追加する」ことを提案した。この改正により、危険な現場で働く職員への支援が強化される見込みだ。
議会終了時点で、特定の議案に対する審議は次回の常任委員会に付託される。今後の動向に注目が集まる。
また、休会の次会は3月8日午前10時から、令和6年度各会計予算の審議が行われる予定である。市民生活に直結する重要な案件が多く、議会の議論が期待されている。