令和2年11月4日に館山市議会の臨時会が開催され、
主にGIGAスクール構想に関連した議案が審議された。
本日の会議は、議長の石井信重氏のもと、17名の議員が出席した。
まず、議長から会議録署名議員の指名が行われ、
議員は石井敏宏氏と鈴木順子氏の2名に決定された。
会期については本日一日とすることが決議され、
続いて、議案第81号と議案第82号が一括で議題に上げられた。
金丸謙一市長が登壇し、両議案の提案理由を説明した。
議案第81号は、GIGAスクール整備事業として、
富士ゼロックス千葉株式会社からタブレット型パーソナルコンピューターを2億300万円で購入するという内容である。
一方、議案第82号は、同事業において、
株式会社ヤマスから大型液晶ディスプレーを2,288万円で取得することを議決するものである。
両議案について質疑も行われ、
鈴木ひとみ議員は、ソフトウエアのアップデートに関する費用負担と、
機器の破損時における保証について質問した。
井澤浩教育部長がそれに対し、
初期導入における追加費用は発生しないとの見解を示し、
タブレットに関しては、保証範囲の広い契約を結ぶことを強調した。
質疑を終えた後、議長は審議を進め、
両議案について委員会付託を省略することを議会に諮った。
これも異議がなく承認され、
討論へと移行が行われたが、ここでも討論は行われなかった。
その後、両議案は原案どおり可決され、
午前10時08分に議会は閉会された。
今後のGIGAスクール構想の進展に注目が集まる。