館山市の令和4年第2回市議会定例会が開催された。
本定例会では、議案27号から29号までの審議が行われ、重要な補正予算が提案された。
市長の金丸謙一氏は、まず鈴木正一議員と石井信重議員が特別表彰を受けたことを祝う言葉を述べた。
議案27号では、令和4年度の一般会計補正予算が提案された。
歳入歳出それぞれ5294万8000円を追加し、総額225億1295万7000円を目指す。
民生費の増額により、低所得の子育て世帯に対する特別給付金の支給を行うことが強調された。
議案28号は、地区計画に基づく建築物の制限に関する新条例の制定である。
こちらは地域の建物に関する基準を明確化するためのものである。
また、議案29号では、さらに2億5932万8000円の補正を加え、227億7228万5000円とすることが提案された。
これは主に新型コロナウイルス感染症に関連した対策であり、特に障害福祉や介護施設への支援が含まれている。
具体的には、感染防止のための物品購入費用の補助などが計画されている。
これらの議案は討論を経ずに質疑に移り、無事に可決された。
市議会は今後も市民のための政策を継続的に進めていく姿勢を示した。