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館山市、コロナ収束後の経済対策と道路整備の必要性を強調

館山市は新型コロナ禍からの回復に向けた経済対策や道路整備の必要性を議論する。一方で、里山の活用も進められ、地域課題にも取り組む。
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館山市は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、経済停滞が続いている。その中で、食のまちづくり拠点施設の設計が進行中で、農水産業を振興し、地域の魅力を高めるための施策も提案されている。特に、館山産品を活用した観光の立ち上げを期待する声があり、観光振興は急務であると認識している。

市道8038号線については、幅員が狭いことが問題視されている。南房総市側からは幅員が3.0メートルに拡幅されており、そのため安全性が確保されているものの、館山市側の狭さが懸念されている。道路の幅員拡幅を進められるかどうかが現在の大きな課題として浮上している。

また、市道4040号線に関しては、昨年の台風によって大規模な倒木等で通行止めとなり、その復旧には約2か月を要した。今後もこの道路は重要であり、急がれる整備が必要である。特に緊急車両が通行できない道路の存在が問題であるため、消防団や関係機関との継続的な連携が求められる。

さらに、県から譲渡された里山の利用が注目されていて、松岡椿の森を造る会が認知されるなど、地域の人々とともに里山の育成が検討されている。観光資源としても期待が寄せられ、地域発展の一助となることが期待されている。

人口減少が続く中、館山市では持続可能な地域づくりへの取り組みが必要不可欠とされ、市民の協力が求められている。特に、公共施設でのボランティア活動や避難所運営の協力を得るための地域のサポートが今後の防災体制を強化していく鍵となるだろう。

議会開催日
議会名令和3年6月館山市議会定例会
議事録
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