令和4年8月5日、館山市には全議員18名が出席し、臨時会が開かれた。
この会議では、いくつかの重要な議案が審議された。
特に注目されるのは、「議案第35号 財産の取得について」である。
金丸謙一市長は、ノートパソコン等を株式会社ヤマスから約4,479万円で購入する計画を説明した。市長はこの計画が議会の議決を求めるものであると強調した。発表後、質疑の段階には議員からの質問は見受けられず、この議案は原案通り可決された。
また、「議案第36号 財産の取得について」では、長野ポンプ株式会社東京営業所から2,213万4,300円で消防ポンプ自動車を購入する計画が説明された。金丸市長はこれについても同様に、議会の承認を求めた。その後の質疑でも異議はなく、議案が採決され可決された。
さらに、「議案第37号 令和4年度館山市一般会計補正予算(第6号)」も審議された。
この補正予算では、歳入歳出それぞれ6,770万5,000円の追加が求められ、総額231億4,191万5,000円となることが説明された。
市道の維持管理や空家対策に関する費用の増額が盛り込まれており、質問が続いて行われた。鈴木ひとみ議員は、地下水や資材の高騰について懸念を表明し、経済観光部長の和田修氏は原則的に市が負担すると述べた。
さらに、特定空家等対策についても質問があり、建設環境部長の笠井善幸氏が調査状況や代執行基準について詳細に答弁した。
質疑の後、議案第37号は原案通り可決され、一連の審議は滞りなく進んだ。議長は、会議が円滑に進行したことに謝辞を述べ、すべての議案が無事に可決されたことを報告し、午前10時26分に閉会を宣言した。