令和2年2月7日、館山市役所において第1回臨時会が開催された。
出席議員は18名、議長は石井信重氏が務め、議事は適切に進行された。
会議は午前10時に開会し、最初に会議録署名議員が指名された。指名されたのは7番の森正一議員と10番の石井敬之議員であると発表された。
続いて、会期の決定が行われ、議会運営委員会の意見を受けて、会期を本日1日に定めることが異議なしとされた。議長は「この臨時会は1日限りとする」と述べた。
議案第１号として、令和元年度館山市一般会計補正予算（第9号）の審議が行われた。金丸謙一市長は、歳入歳出予算にそれぞれ6,944万4,000円の追加を説明した。総額は331億906万8,000円となる。
歳出には、ふるさと納税の返礼品代に伴う費用の増加が含まれており、総務費では4,580万円が追加される見込みである。また、令和元年の台風による被災施設の復旧費用として、農林水産業費で2,166万4,000円が増額されることも報告された。教育関連の支出では、第二中学校の空調機整備事業に198万円の増額が示された。
歳入は国庫支出金や県支出金が増額されることが見込まれており、また、繰越明許費として、年度を跨ぐ事業が確認された。質疑応答の時間が設けられたが、発言はなく、質疑は迅速に終了した。
議案の委員会付託は省略され、討論も行われずに選挙されることが確認された。石井議長の下、案は原案通り可決され、閉会の運びとなった。
午前10時05分に閉会した本臨時会では、迅速かつ円滑な進行が注目された。出席議員達は重要案件に関する審議が行われたことを確認し、議会の意義が再確認される形となった。