令和5年6月21日、館山市役所で定例会が開催された。
出席議員数は18名で、各議案が審議された。この中には、幼稚園や学習施設などに関する条例も含まれている。
特に館山市の学習等供用施設に関する条例の改正について、鈴木ひとみ議員は質疑を行った。
彼女は、使用団体の活動場所が確保されているのか、また、他団体との影響についても尋ねた。その際、森正一市長は、複数のサークルがスムーズに移転を終えたことを報告した。移転先としては、コミュニティセンターや菜の花ホールなどが挙げられた。
また鈴木議員は、公共施設の利用に関しての懸念も示した。特に、その移転先の予約について多くの団体が重なる場合の調整について言及した。教育部長の今井幹雄氏は、基本的には抽せんによって部屋の割り振りを行うとの説明を行った。
さらに、鈴木議員は、老人福祉センターの閉鎖についても言及した。高齢者の活動場所確保が課題だと強調し、市民が活動する場が維持されることが必要だと訴えた。
森市長は、公共施設の見直しが進む中で、地域住民にとっての学びや働き場を守る重要性を認識していると述べた。加えて、次の年度には安全計画が策定されるべき施設に関する情報も共有された。特に、保育業務においては安全面に配慮した条例改正が不可欠であるとされている。
議案の採決は次回の委員会で行われる予定だ。市は、各団体に配慮しつつ、良好な環境を整えるために努力していくと約束したことが強調され、今後の動向が注目される。各議案等に対する討論通告の締切は27日正 noon とされ、次回の開会は28日午前10時に予定されている。