館山市では、令和2年3月定例会において、風疹対策や災害対応の重要性が議論された。
視界を広げるべく、抗体検査の実施状況について報告された。風疹に関する抗体検査を受けたのは449人であり、そのうち143人が抗体価が低いとされた。さらに、約99人が予防接種を受けたという結果も示された。
子供の貧困問題についても言及があり、館山市の現状が確認された。937人の児童相談があり、特に独り親家庭において高い貧困率が見られた。市長は、地域の特性に応じた施策を実施し、貧困率を削減するための取組が必要と強調した。
また、災害対応に向けた施策として、停電時の信号機への電源付加装置の設置を促進する必要性が指摘された。現在、市内に設置されている信号機はわずか4箇所で、今後の増設が望まれている。
特に、災害時の避難所運営において、冷暖房の必要性が高くなっていることが議論された。特に高齢者や子供をはじめ、全ての避難者が快適に過ごせる環境が求められており、エアコン設置等の施策が検討されるべきである。