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館山市、第1回市議会定例会で復興元年の施策を発表

館山市が令和2年第1回市議会定例会を開催し、復興元年に向けた施策と予算を発表。
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令和2年第1回市議会定例会が館山市役所議場で開催された。

今回の会議では、館山市の新年度予算案や復興施策についての説明が行われた。

金丸謙一市長は、昨年の未曽有の台風被害を経て、復旧・復興に全力を尽くす意向を示した。

市長はまず、花粉症の影響をお詫びしつつ、昨年の台風や豪雨による災害時における市民の苦労に言及。

多くの市民が自助・共助の精神で支援活動に尽力したことに感謝し、復旧に向けた取組の重要性を強調した。

今年度は「復興元年」と位置づけ、生活やなりわいの再建を最優先に進めることを表明。

特に、住家の再建については、被災者支援制度の充実や仮設住宅の提供を継続し、支援に全力を挙げる考えを示した。

さらに、公共施設や農水産業の復興活動に関しても重要な施策が報告された。

農業用施設や漁港の復旧支援を行い、地域経済の復活を目指す方針が説明された。

市民の安心・安全を確保するため、「国土強靱化地域計画」の策定に着手し、今後も災害に強いまちづくりを推進する。

市長は市民と関係機関と連携し、全力で復興施策に取り組む姿勢を強調した。

また、館山市は少子高齢化や環境問題、経済の変化に対応するため、「モザイクタウン」という地域社会の概念を提唱し、多様性を認め合う地区作りを進める。

そのため、多様な施策を通じて、より良い地域社会が形成されるよう努める意向が示された。

金丸市長は最後に、「館山市を日本でいちばん住みやすいまちに」という目標を掲げ、市政運営に全力を尽くす考えを述べた。

新年度予算の総額は198億9,800万円で、昨年度より2.7%の増加となる。

市議会は、各議案の審議を行い、本定例会は33日間とすることを決定した。

議会開催日
議会名令和2年3月館山市定例会(第1回)
議事録
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