令和6年6月20日の市原市議会では、複数の重要議題が取り上げられた。
まず、百年後芸術祭-内房総アートフェスについて、代表質問が行われた。
大曽根友三議員は、この事業が五市の広域連携によって実施されたことを強調した。
来場者が発表された速報値の15万に注目し、イベントの効果や地域への影響を問うた。
熊谷千葉県知事は「参加者の笑顔が印象的だった」と述べ、地域資源を活用した持続可能なプラットフォームが必要と訴えた。
次に、小湊鉄道線に関わる議論が進行中である。
地域公共交通活性化再生協議会が設置され、現在の組織構成や活動の進捗について質疑が行われた。
佐久間重充地方創生部長は、広域連携の効果として、各市の地域資源の新たな発見や職員間の交流を挙げ、その重要性を強調した。
加えて、介護現場の実態問題も議題となった。
駒形八寿子議員は介護従事者不足の現状を説明し、各種施策の必要性について提言を行った。また、ワクチン助成が求められており、特に帯状疱疹ワクチンの助成に関する国の動向を問う意見も取り上げられた。
最後に、新湾岸道路の進捗が話題に上がった。
須田雅祥土木部長は、計画の具体化に向けた同盟会設立を報告し、住民意見を反映させる取り組みの重要性を訴えた。
この全体から、市原市にとって重要な課題が多く議論され、今後の施策形成に向けた地道な作業が求められることが示された。