令和3年第1回市原市議会臨時会が開催された。
鈴木友成議長は、開会の挨拶で議題を進めることを伝えた。本日は会議録署名議員の指名から始まる。安在尚太議員と田尻貢議員がこの任務を担当することが決定された。
続いて、会期の決定が議題に上がり、議長が提案した。会期は本日1日とすることに異議はなく、承認された。
会議は市長からの議案送付を受け、議案第48号から第52号が一括審議されることになった。小出譲治市長は、今回の提案理由について、専決処分の承認が4件、令和3年度補正予算が1件であることを説明した。特に、議案第51号の補正予算について、急施を要する理由として、低所得の子育て世帯への支援事業に対応するためであると伝えた。
質疑では、議員間で具体的な内容が議論された。例えば、加藤和夫議員が掲出した議案第52号について、感染症影響を受けた世帯への支援内容を尋ねた。また、ワクチン接種サポートや中小企業支援金についても質問があり、秋葉健二子ども未来部長や長谷川祐司保健福祉部長が回答した。特にタクシー助成については、移動困難な高齢者への周知徹底策も合意に達した。
議案はそれぞれ審議の後、全て原案通り可決された。特に、今回の補正予算では、歳入歳出それぞれ997億4,810万円、1,002億565万9,000円とされ、国庫支出金が計上された。全議案が一括して総務常任委員会及び教育民生常任委員会に付託された後、鈴木議長はこの日のすべての日程の終了を宣言した。市原市議会の決定により重要案件に迅速に対応したことが評価されている。
以上をもって、令和3年第1回市原市議会臨時会は閉会され、議長が総括の挨拶を行った。