令和5年第2回市原市議会定例会が開催され、永野喜光氏が議長に当選した。
この定例会は一般選挙後初の議会であり、臨時議長のもと開会された。議長選挙の結果、永野氏は24票の支持を受け当選した。選挙の結果を受けて、永野氏は「議会の信頼性の向上」と「地域課題の解決」に向けた取り組みを強調した。
永野氏は、議会の信頼性について「議会の信頼回復を目指す」と述べ、透明性の向上や市民の意見を積極的に採り入れることの重要性を強調した。また、「地域経済の活性化や少子高齢化対策などの地域課題の解決を急務」と指摘した。永野氏は新型コロナウイルスやウクライナ紛争が引き起こす地域経済の影響への対応が急務であると訴えるとともに、福建の連携を強化していく方針を示した。
副議長には吉田峰行氏が選任され、彼も「議会の信頼を回復する」との決意を表明した。議長選挙の後には、副議長の選任や常任委員会委員の選任が行われ、円滑な議会運営が確認された。さらに、議案として、いちはら子ども未来館の設置及び管理に関する条例など、合計16件が提案された。
特筆すべきは、永野氏が「市制施行60周年を迎えたこの年に、議長として職務を全うする」という覚悟を持ち、その重責を強く意識している点である。このような新しい市政の運営が、今後の市原市の発展につながることが期待される。また、教育や福祉など、地域住民に重要な影響を与える施策が進められることで、住民の生活向上にも寄与することが期待されている。