令和3年第4回武豊町議会臨時会が8月19日、議事堂で開会した。
この会議では、令和3年度一般会計の補正予算や、条例改正案の審議が行われた。特に補正予算においては、屋内温水プールの整備に関する案件が焦点となり、町長の籾山芳輝氏は詳細な説明を行った。
補正予算は計1,935万3,000円の追加が計上され、歳入歳出それぞれ163億1,075万5,000円となる。主要な要因は飲食販売スペース及び多目的室の整備に関するものであり、議員たちとの協議を受けての決定と述べた。具体的には、厨房や空調設備、衛生設備の工事が含まれる。
また、教育部長の籾山英巳氏は工事の内容について質疑に応対。厨房機器などは運営業者により設置されることが説明された。この協議の経過に関しても議員からの指摘があった。
次に、議案第35号である個人情報保護条例の一部改正が提案された。この改正は、番号法の改正に伴うものであり、関連する条例の引用条項の整理が行われることになる。総務課長の杉浦正享氏は丁寧な説明を実施した。
最後に手数料条例の改正に関する議案も可決され、これにより、マイナンバーカード関連の手数料は地方公共団体情報システム機構に委託される。これらの条例改正は全て、適用開始が令和3年9月1日となる予定である。