令和3年6月の定例会では、さまざまな重要な議題が取り上げられた。
特に武豊町やすらぎの森墓園についての議論が注目を集めた。
南賢治議員は、墓地の申込条件が厳しい現状について懸念を表明した。
「町営の墓地ですが、申し込みの条件が厳しく、住民のニーズに合っていない」と指摘した。
この問題に対し、町長の籾山芳輝氏は、現状の条件を見直す必要があると述べ、引き続き運用の見直しを行う意向を示した。
次に、鳥居美和議員は災害時のペット同行避難について質問を行った。
「東日本大震災以降、ペットを連れて避難できる体制が重要である」と訴え、町の対策の詳細について尋ねた。
町長は、避難時にペットを同行できるよう、具体的な取り組みを進める考えを伝えた。
さらに、久野勇議員は武豊北インターチェンジの整備について質疑した。
「インターチェンジが開通すると、周辺の交通状況がどう変化するのか」と問い、町長は影響を見据えた対策を講じる考えを示した。
また、本村強議員はヤングケアラー支援に関する提言を行った。
「家庭の介護負担が子どもに与える影響を見逃さないよう、地区内での情報共有や支援が求められる」と提案した。
町側からは、子どもたちの状況を把握するための取り組みを強化する方針が伝えられた。
さらに、野田佳延議員がワクチン接種の進捗に関する質問を行い、多くの住民の接種を円滑に進めるための改善策が明らかにされた。
町長は、接種体制を見直し、住民が安心できる環境を整える重要性を強調した。
櫻井雅美議員は、ダブルケアについての周知と対策が必要であると訴え、学校と連携しながらヤングケアラーを支援する体制の重要性を訴えた。
今後、各議題について関係者が注視し,適切な対応策を講じることで、町民の生活向上を目指すことが期待される。