令和5年萩市議会12月定例会が開会された。
出席議員20名が出席する中、日程が進められた。
議長の長岡肇太郎氏は、最初に会議録署名議員として平田啓一議員と宮内欣二議員を指名した。
次に会期についての決定が行われ、定例会は「本日から12月21日までの16日間」とすることが確認された。
この期間中には、各種報告や議案の質疑が計画されており、議員たちの活発な議論が期待される。
議案では、前年の予算からの補正予算を含む20件が提案された。
中でも議案第87号は「令和5年度萩市一般会計補正予算(第6号)」で、歳入と歳出それぞれ約10億4千万円の追加が提案された。
この補正の主な事業には老人福祉施設設備の改修、小学校教科書改訂などが含まれている。
次に、市長の田中文夫氏からの報告では、3点が強調された。
まず、日本ジオパークネットワーク表彰の受賞について触れ、萩ジオパークが地域の魅力を発信する重要な役割を果たしていることを述べた。
次に、スポーツ健康まちづくり優良自治体表彰の受賞について報告。
この取組は地域のスポーツ振興に寄与するものであり、今後も継続的な支援を期待されている。
最後に、全国手話劇祭の開催に関して市の取り組みを紹介。
市長は、聴覚障がい者支援として、理解促進に力を入れる意向を表明した。
特に、議案に関しては多岐にわたる内容が提案されており、今後の質疑応答での詳細な議論が待たれている。
枠組みとしては、新型コロナウイルス感染症対策の継続的実施や地域社会における福祉の向上を通じて、萩市全体の発展を図ることが目指される。
議会は、萩市の未来を方向付ける重要な役割を担っていることは間違いない。