令和4年6月23日に開催された萩市議会定例会では、議案第54号が議題とされ、多くの質疑が行われた。
本議案は、萩市消防署の化学消防ポンプ自動車の購入に関するものである。柴田一郎副市長は、この買い入れに際して市議会の議決を求めていると説明した。
質疑の中で、宮内欣二議員は入札の経緯について質問した。消防本部の阿武均消防長は、初回入札が予定価格を超えたため不落となり、再度行った入札での変化に関する疑問に答えた。初回の入札は6月15日に実施され、入札を行った6社の全てが予定価格を超えていた。
二回目の入札は6月22日に行われ、入札参加社は3社に減少し、最終的には予定価格以下で落札されたことが確認されている。入札条件に大きな変更はなかったとのことで、査定方法や市場情勢が影響したのではないかと推測されている。
今後、この議案は総務委員会に付託され、詳細な審査が行われる予定である。議長の長岡肇太郎君は、質疑が終了した後、日程全ての終了を告げ、議会は一時休会に入った。