令和2年12月2日、萩市議会は定例会を開会し、重要な議題を議論した。
出席者の中には、藤道健二市長や國吉宏和副市長が含まれており、さまざまな報告が行われた。
会期の決定が主な議題となり、横山秀二議長は、会期を本日から12月17日までの16日間とすることを提案し、異議なく可決された。
まず、藤道健二市長は6項目について報告を行った。
一つ目には、萩市名誉市民、故浦上敏朗氏の市葬について詳しく述べた。
彼は地域の文化促進に大きな貢献をし、葬儀には多くの市民が参列した。
続いて、新型コロナウイルス感染症への対応について言及した。
萩市では少数の感染者が確認されているが、全国的には感染者数の増加が懸念されていることを伝えた。
市では、3密の回避やマスク着用、手洗いの徹底を呼びかけ、市民に思いやりを持った行動をお願いしている。
経済対策についても報告があり、萩市は85億7,408万円の補正予算を編成し、様々な支援を実施していると説明した。
観光需要の回復も始まっており、10月には宿泊者数が前年比93%まで回復したという。
医療圏における中核病院の形成に向けた取り組みについても話され、具体的なスケジュールが確認された。
市民の意見を反映するために意見交換会を開催する予定であることが強調された。
最後に、山陰道の整備状況についても触れ、国の協力を得て整備が進んでいると述べた。
地域の発展にとって必要不可欠な基盤であり、「早期全線開通を目指していく。」と市長は述べた。