令和2年9月2日、萩市議会は定例会を開会した。
まず、議長の横山秀二氏は会議を開き、出席議員を案内した。
その後、名誉市民の浦上敏朗氏の逝去に際し、黙祷を捧げたことを報告した。
第1の議題として、会議録署名議員が9番の松浦俊生議員、10番の美原喜大議員に指名された。
続いて、会期の決定が議題となり、会期が9月2日から9月24日までの23日間と決定した。
次に行われた諸報告では、市長の藤道健二氏が8点の報告を行った。
最初に、浦上敏朗氏の逝去についての報告があった。
同市は氏の貢献について敬意を表し、文化振興に尽力したと評価した。
新型コロナウイルス感染症に関する対策も報告された。
市長は、感染者数の増加に基づき、市民に慎重な行動を呼び掛けた。
また、感染疑いがある場合は検査センターを設置し、9月中に運営を開始する計画を示した。
観光の現状についても述べられ、宿泊助成事業により観光需要が回復しているとのこと。
8月にはお得な観光クーポンが配布され、宿泊者数が増加したことを強調した。
一次救急体制については、診療時間を短縮し、他の自治体と同様の体制にすることが決まった。
さらには、萩市の財政状況と財政健全化指標の報告も行われた。
特に、一般会計の補正予算案が提案され、歳入歳出共に18億5,587万円を追加し、総額が379億7,076万円となることが説明された。
また、数多くの特別会計の補正予算案も提案された。
その後、議案第76号から第100号までが一括して議題に上がり、各議案の概要が副市長の國吉宏和氏より説明された。
報告の中で、新型コロナウイルスの影響を受けた予算措置や、兵庫県内の医療機関の支援策についての意見もあった。
最終的に、横山議長は本日の会議の終了を宣言し、次回は質疑の予定を伝えた。
今後のスケジュールを確認したところで終了となった。