令和5年4月18日、萩市議会は臨時会を開催し、議案を審議した。
本日の会議では、会議録署名議員の指名および会期の決定が行われた後、議案第48号から第52号までの5件が一括して議題となった。
特に注目を集めたのは、議案第49号の令和5年度萩市一般会計補正予算(第2号)であり、歳出予算が5,250万3,000円増加し、総額301億2,854万6,000円となる。
副市長の柴田一郎氏は、この補正予算について説明し、主に子育て世帯に対する支援事業が含まれていると述べた。具体的には、子育て世帯生活支援特別給付金事業のために該当経費が計上されている。これに対して、4番の小林富氏が支給対象者に関する懸念を示し、特に離婚や養育状況に変化がある家庭への対応について質問した。
福祉部長の松原功明氏は、国の指示に基づき、対象者に対して市独自の制度を設け、申請による支援を行う方針を示した。また、支援金の支給は可能な限り5月までに行う計画であることも明かした。これに関連して、松原氏は過去の状況を勘案しつつ、物価高騰への支援策についても検討中であると伝えた。
他の議案に関しても質疑が交わされ、特に議案第50号から第52号には、税条例及び固定資産税の課税免除に関する改正が含まれ、多くの議員から異議なく承認された。
議議会の進行により、全議案は順調に可決され、臨時会は終了した。今後のさらなる議会活動が期待される。