令和5年3月10日の萩市議会において、岡崎議員が様々な政策課題について質問を行った。この中で、特に地域の魅力を高め、若者や子育て世代を呼び込むための施策が注目された。
まず、移住希望者の案内について岡崎議員は、異なる地域を勧められる状況が発生していると指摘し、スムーズな移住を支援するための明確な基準が求められると強調した。市長は、移住者のニーズに応じた相談体制が整っていると答えたが、基準の明確化をすることが重要であるとの認識を示した。
次に、病児保育に関する問題について議論された。現在、病児保育の利用料は1日1500円であり、利用者の負担を軽減するための施策検討が必要であるとの意見が出た。市側は国のトレンドを注視し、今後の実施可能性について検討するとした。
さらに、少子化対策の観点では、若年女性の減少に焦点が当てられた。市は具体的な施策を通じて、出生数の増加に寄与する方針を示したが、他都市の事例も参考にして、さらなるインパクトのある施策が求められるとも訴えられた。
道の駅うり坊の郷については、経営の厳しさと後継者問題が取りざたされた。経営安定のため、第三セクター方式の運営や地域おこし協力隊の活用が提案され、地域住民との協働による支援体制の必要性も強調された。