令和５年３月８日に萩市議会が開催された。部活動の地域移行について、教育長が現状を説明した。現行の部活動から地域クラブへの移行を進める方針が示され、具体的な進捗が注目される。市内での検討が進んでいるが、休日に指導者を確保する難しさが課題である。また、部活動の地域移行によって生じる保護者負担や、地域人材との連携が今後の重要なポイントとして浮かび上がった。特に、多様な指導者が育成されることが求められる。
物価高騰が続く中、萩市は経済への影響を緊急に調査し、対策を講じる必要性が再確認された。市長は、国や県と連携し、雇用維持に向けた支援策の検討を行うと述べた。アンケート調査の結果、物価高騰の影響を受けている事業者が多数を占めていることが分かり、次なる施策への反映が急務である。市は引き続き、事業者の負担を軽減すべく対策を講じていく方針である。
浜崎地域の土地活用についても言及された。この地域は、都市計画上の準工業地帯であるが、土地境界不明な点が多いため、あまり活用が進んでいない。市は、法務局と連携し、登記所備付地図作成業務の要望を提出しており、これにより土地取引が円滑に行われることを期待している。地元の要望に応える形で、土地の有効活用が進むことが期待されている。