令和3年2月24日に開かれた正副委員長会では、
新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組みが議題に上った。
議長の渡辺かつひろ氏は、委員会における音声配信システムの利用の重要性を強調した。
具体的には、議会音声配信システムを積極的に活用し、
定足数を維持しながら密集を回避することが求められている。
室岡区議会事務局次長は、音声配信の運用について説明。これには、議会規則の柔軟な運用が求められるとの見解が示された。
初めに、会議の半数以上の出席が必要であること、また、
開会時と閉会時には必ず出席することが求められる。
そのうえで、委員の離席時には音声を控室で聴取することができる旨を、
聴衆にも周知することが必要であると話した。
質疑応答の中で、戸枝大幸委員長は、定足数の運用に関し、柔軟な改定が重要であると指摘した。
これに対し、都築区議会事務局長は、現行の規則に基づく運用について説明し、
今後の状況に応じた検討が必要であると述べた。
また、閉会時の出席に関しても説明があり、
出席率の確保が今後の運営に影響することを強調した。
さらに、傍聴者に対しても新型コロナ対策の周知が行われる見込みで、
議長は、音声配信システムによる委員の離席時の対応について、
委員長から説明を行うこととした。また、
傍聴者向けの掲示物の設置および配付用紙の配布も行うことが提案された。
渡辺議長は、今後の体制づくりと情報共有の重要性を再度確認し、
各委員や副委員長へ協力を呼びかけて会議を締めくくった。