令和5年9月11日、高島市議会において一般質問が行われ、多くの重要な議題が取り上げられた。
特に注目されたのは、澤本長俊議員の質問である。「保険証の廃止に向けた取り組み」について、市内の医療機関でのマイナンバーカードへの対応進捗や、健康保険証との紐づけ状況を尋ねた。北村市民生活部長は、マイナンバーカードの普及が進んでいるとしながらも、全市民への理解促進が必要と強調した。
さらに澤本議員は、「北陸新幹線敦賀延伸に向けた観光振興」にも触れ、観光施設の改修や整備が重要であると主張した。柳生都市整備部長は、駅や観光トイレの状況について説明し、駅トイレの改修に関する要望を受け付けていると述べた。観光振興の観点からは、藤森商工観光部長も観光イベントの活用の重要性を述べた。
その後、福井節子議員は、持続可能な観光について質問し、高島市における環境政策とごみの資源化について確認した。環境部長は、プラスチックごみの回収について、今年度から新しい取り組みを進める意向を示しつつ、現状や今後のスケジュールについても説明した。特に、紙おむつ回収などの新規案件の導入についても言及され、取り扱いや国の動向については注意深く見守る姿勢が示された。