令和6年3月25日、高島市議会は定例会を開催し、重要案件が報告された。
最初に、例月現金出納検査の結果報告が行われ、その後、専決処分に関する報告が一括で執行部から説明された。
福井正明市長は、特に静里なのはな園の大規模改修工事に伴う契約変更が551万6,500円の増額となることを報告した。この増額により、総額が2億7,655万6,500円に変更された。
さらに、過去の児童ケガに関する損害賠償についての和解も取り上げられ、市職員による交通事故に関しての賠償額も決定し、和解内容が明らかになった。
次いで、議第41号、高島市病院事業管理者の給与改正案が提案された。この改正案により、給料は職歴に基づいて適切に設定されるとのことだ。質疑に対しては、特に異論は挙がらず、文教福祉常任委員会に付託された。
また、令和6年度一般会計予算案も提出されたが、この予算案は335億2,000万円であり、昨年度からの増加がある。特に、子育て支援や新ごみ処理施設の建設をはじめ、様々な事業が予算に盛り込まれた。
高島市では新しいごみ処理施設の整備に伴い、周辺自治会への説明が必要となっている。特に市長は、地域住民の理解を求め続けている。そのための地域振興交付金や場づくりを進める方針を示した。
議会では、深刻な意見も聞かれ、地域住民からの理解が進むようさらなる努力が求められている。特に、地域の皆様からは慎重な対応が望まれており、今後も協議・対話を重ねる必要があると強調された。
このように、高島市議会は多くの課題に直面しつつも、市民に密着した政策を推進するための議論がしっかりと行われている。