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高島市議会、令和5年度予算案を302億7000万円で承認

高島市は令和5年度一般会計予算を302億7000万円とし、特に新ごみ処理施設の整備計画を強調。
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令和5年3月、高島市議会の定例会が開かれ、重要な議題が多数取り上げられた。

議長である高木広和氏の挨拶に続き、福井正明市長は、今回の定例会には、報告案件1件、人事案件4件、条例案件13件、予算案件9件の計27件が提案されることを明らかにした。特に新年度の一般会計予算は302億7000万円となり、前年度比で2.8%増となることが強調され、市制施行以来の過去最大規模の予算計上である。

市長はまた、令和5年度の施政方針として「住みたい、住み続けたいまち」の実現を掲げ、新ごみ処理施設の早期整備に向けた計画を進める考えを示した。さらに、少子高齢化に対応し、教育、福祉、観光、環境など全分野に亘る施策の実施が求められる。

特に、新ごみ処理施設の早期整備が喫緊の課題となっており、令和11年度の稼働に向け、計画的な整備が必要だと訴えた。同時に、数々の条例案についても議論がなされた。

また、議会内では「万木豊議員に対する辞職勧告決議」が提案され、彼の不正行為に対する処置が求められることとなった。万木議員への辞職勧告は全会一致で可決され、議会の信頼回復に向けた重要な一歩になると期待されている。

さらに、議第6号と議第7号の議案では、子ども保育施設の安全基準が強化され、多様なニーズに応じた子どもたちの安全が確保される見込みだ。森脇徹議員からの質疑を受けて、清水真理子子ども未来部長は、各家庭への周知を事業者が行う方針を示明らかにした。これにより安心・安全な保育環境が構築されることが期待される。

議会は今後も市民の声を踏まえ、慎重に政策を審議し、実のある市政運営を目指す方針である。本定例会の成果が高島市にとって実りあるものになることが期待される。

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議会名令和5年3月高島市議会定例会(第1号)
議事録
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