令和3年第2回高島市議会臨時会が10月20日に開催された。
議長の廣本昌久氏は、開会の挨拶で市内の新型コロナウイルス感染症の現状と、それに伴うワクチン接種の進展を報告した。その上で、議会傍聴の再開についても言及し、感染拡大防止策を講じる重要性を訴えた。
本臨時会では、議席の一部変更が承認され、会期は当日の1日間に決定した。さらに、監査委員の辞職に関する報告があり、新たな監査委員の選任も行われた。福井正明市長は、同意第5号について早川康生議員を適任者として選任するよう請願し、この提案は全議員の賛成により承認されている。
また、報告第19号から報告第21号までの専決処分についての報告が行われ、交通事故に関連する損害賠償の決定や、朽木中学校の請負契約変更についても説明があった。市長は、これらの専決処分が地方自治法に則って行われたことを強調した。
さらに、発議第5号として、高島市議会委員会条例の一部改正案が提案された。これは常任委員会の運営に関するもので、議会運営委員会の定数変更が含まれている。討論はなく、全員賛成で原案は可決された。
最後に、議長は閉会中の委員会活動等に関連する出張命令についても討議し、その委任について異議なしと認め、すべての日程を終結した。臨時会は午前10時26分に閉会され、議員たちは今後の活動へと戻っていくこととなった。