令和4年5月20日、高島市議会の臨時会が開催されました。
この臨時会では、複数の議案が提出され、特に一般会計補正予算(第2号案)の審議が焦点となりました。
この補正予算案には、約6,960万円が追加され、合計は295億2,430万円となります。各議員の質疑に対し、福井正明市長は、8月7日に開催される自衛隊関連の記念行事について説明をしました。また、コロナワクチン4回目接種の費用も含まれています。
予算審議に際し、森脇徹議員(日本共産党)は、補正予算案の一部に疑問を呈しました。彼は、「市民が期待する安全が脅かされる可能性がある」とし、特に自衛隊フェスタでの展示飛行について懸念を表明した。「周囲への影響を無視した予算計上は容認できない」と述べました。
一方、万木豊議員に対する辞職勧告決議案も上程されました。是永宙議員は、万木氏の準強制性交罪での書類送検や、議会内での説明責任を果たしていないことを指摘。多くの議員がこの決議に賛同し、最終的には全員賛成で可決されました。
市長は、議会の審議が適切であると述べました。市は感染症対策と市民の安全を両立させながら、経済の再活性化を目指しています。議会活動における緊張感、及び議員の行動倫理も一層の注意が喚起されました。
今回の臨時会では、市民信頼回復と経済活性化を両立させる道筋を示す必要性が求められています。議論を通じて市民の関心が高まる中、真摯な対応が今後も求められるでしょう。