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高島市議会一般質問で国民スポーツ大会準備・情報発信の重要性が話題に

高島市議会では、国民スポーツ大会の準備状況や情報発信の課題が議論され、地域の協力が求められた。
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令和4年12月、高島市議会定例会が開催された。議事では、一般質問や補正予算案が審議され、市民に対する様々な支援策についての議論が実施された。

まず、一般質問では17番の高木広和議員が国民スポーツ大会および全国障害者スポーツ大会の準備状況について報告した。2025年に開催されるこれらの大会は、44年ぶりに滋賀県で行われるため、地域の関心が高い。また、高木議員は「市民の協力が不可欠だと考える」と述べ、イベント成功に向けての連携が重要であると強調した。

高木広和議員の質問に対し、教育総務部長の木下晃氏は、市で進める競技会の日程について説明した。具体的には、ソフトボール成年女子の大会が2025年9月29日から10月1日まで、ウエイトリフティングなどが続く形で行われるという。また、リハーサル大会を来年9月から11月にかけて予定していることも明らかにした。

次に、14番の山下巧議員は、市の情報発信に関する質問をし、特に情報格差の解消に向けた行政の取り組みを求めた。山下議員は、聴覚障がい者の情報受信状況を懸念しており、現在の防災行政無線のシステム改善を強く訴えた。これに対し、政策部長の西川彰氏は防災行政無線新システムの導入計画を説明し、「全世帯への設置を目指す」と述べた。

また、議第132号の令和4年度高島市一般会計補正予算(第10号)案の議案提案が行われた。福井正明市長より、補正予算の概要が説明され、新型コロナウイルスに伴う医療機関の支援を強化する内容が含まれていることが確認された。特に、公衆衛生の向上を目的とした経費が盛り込まれており、妊娠期から育児までの支援体制の充実が強調された。

この定例会では、地域のスポーツ大会や子育て施策に関する議論を通じて、市としての支援姿勢を示した。市民クラブ各議員は、それぞれの政策提案を軸に意見を交わし、引き続き地域課題に向き合っていく姿勢を貫いている。なお、会議は全日程を終え、次回の定例会を来月に控えている。

議会開催日
議会名令和4年12月高島市議会定例会(第4号)
議事録
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